今回の記事では準備物を揃えたあとに設定変更のためにFortigateにログインする方法を記載いたします。
ログインにはGUI(IEやChromeなどのブラウザで表示)でアクセスする方法とCUI(コンソールケーブルとターミナルソフト)でアクセスする方法があります。
今回の記事ではGUIでログイン、アクセスする方法を記載いたします。
Fortigateのログイン方法。設定変更のための準備を進めます。
Fortigateにログインするための構成
メモ
準備物その1:パソコン
準備物その2:LANケーブル
準備物その3:Fortigate本体
前回の記事でFortigate本体の購入をご紹介するのを忘れておりました。
Fortigateはセキュリティライセンスが無い中古品であれば数千円で購入可能です。
Fortigateにアクセスするための接続構成は下記です。
LANケーブルの片方ををパソコンに接続して、LANのもう片方はFortigateに接続します。
Fortigateには機種によって違いがあるのですが、LAN側ポートにLANケーブルを接続します。
LAN側ポートとは、上図でいえば「コンソール」でもなく「WAN2」「WAN1」「DMZ」でもなく数字の「1~7」と記載しているポート群がLAN側ポートです。
機種によっては「1~4」しかないかもしれないしもっと多いかもしれません。
パソコンの設定
FortigateのLAN側ポートの初期IPアドレスは 192.168.1.99/24 です。
なのでパソコンのIPアドレスは例えば下記のように設定します。
参考
参考:バッファロー
上記サイトを参考にIPアドレスを設定します。
ここでは 192.168.1.100 を設定しました。
今回は直接接続するのでパソコン側のIPアドレスは192.168.1.1~192.168.1.98、192.168.1.100~192.168.1.254の範囲で選ぶことができます。
IPアドレス含めITネットワーク技術の基本的な考え方は以下のサイトの解説がわかりやすいです。
参考
参考:3分間 NetWorking
インター博士とネット助手のネットワーク講座
パソコン側のIPアドレスは設定できましたでしょうか?
ではいよいよFortigateにアクセスしてみましょう。
パソコンからFortigateにアクセス
パソコンのブラウザ(Internet ExplorerとかGoogle のChrome とかです)を起動します。
ここで注意点。
注意
最近のFortigateではIE7以前の古いブラウザでは管理画面が開かなくなっているようです。
GoogleのChromeでアクセスできない場合はなかったのでブラウザはChormeがおすすめです。
ブラウザを開いたらアドレス欄に https://192.168.1.99 と入力します。
そうするとログインする前に警告が出ます。
ここでは証明書の信頼性とか関係ないのでそのまま進みます。
以下の画面になったらログインIDとパスワードを入力します。
メモ
初期ログインIDとパスワード
ログインID:admin
パスワード:なし
ログインが成功すると以下の画面になります。(下記画面では一部を黒塗りで隠してますが実際にログインすると値が表示されています。)
Fortigateのログイン方法。設定変更のための準備を進めます。~結論~
いかがでしたでしょうか。
経験者に聞くとログインなんてぐぐれば誰でもできると言って相手にしない人も多々いますが、でもいままでFortigateのログイン方法を知らなかった人がFortigateにログインできるようになるってすごく感動的なことだと僕は思うんです。
どんなことでもそうやって感動できる人こそ、実は長く継続的に物事を進めていけて真の実力を手にいれることのできる人だと思います。
次回はログイン後に各メニューにアクセスしてどんなメニューがあるのか見ていきましょう。
本記事が少しでもあなたのお役に立てたならばこれほど嬉しいことはありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よろしければ別記事もご参照ください。