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ipアドレスを変更したらインターネットに繋がらない!原因と対処は。

パソコンとデスク

通常インターネットを使用するうえでIPアドレスを変更することはないと思うのですが、何かしらの事情で変更設定する必要が発生した場合。

インターネットにつながらなくなった!との申告があったりします。

ipアドレスを変更したらインターネットに繋がらなくなる原因はなんなのでしょうか。

また対処方法は?

以下に記載いたします。

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ipアドレスを変更したらインターネットに繋がらない!原因と対処は。

設定が間違えている

IPアドレスの設定ですが、いままでDHCP、自動取得で設定していたのに固定IPを設定した場合。

★ipアドレスの設定例
IPアドレス 192.168.1.100
サブネットマスク 255.255.255.0
ゲートウェイ 192.168.1.1
DNSサーバ プライマリ 192.168.1.1

上記のように設定するのですが、この設定値がほんとうに正しいのかどうか?ですね。

確認するためには

スタートメニュー ⇒ コマンドプロンプト

を選択してコマンドプロンプトでゲートウェイに対してpingを実施してみてください。

ping 192.168.1.1

上記の結果が下記のように表示されればゲートウェイ(ルータ)までの通信はできています。

192.168.1.1 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.1.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =409ms TTL=64
192.168.1.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =2ms TTL=64
192.168.1.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =3ms TTL=64
192.168.1.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =4ms TTL=64

192.168.1.1 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 2ms、最大 = 409ms、平均 = 104ms

また結果が下記のようになったらゲートウェイ(ルータ)までの通信ができていません。

192.168.1.1 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.1.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
192.168.1.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
192.168.1.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
192.168.1.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。

192.168.1.1 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、

宛先ホストに到達できません、は要求がタイムアウトしました、と表示されることもあります。

この場合はもう一度設定を確認してみてください。

LANケーブルがささっているか

僕もよく怒られるのですがLANケーブルがカチッっと最後までささらず刺さっているように見える場合。

PCにきちんとLANケーブルが接続されていないのでそりゃ通信ができません。

またきちんとLANケーブルが接続されている場合でもLANケーブル自体が傷んで通信ができなくなっている場合もあります。

一度LANケーブルを新品に交換して試してみてください。

無線の場合は

無線アクセスポイントに接続できているけれど通信ができない場合もipアドレスの設定が間違えていればつながりません。

パソコンで右下に電波マークが繋がっている状態になっていても無線アクセスポイントからルータまでの通信ができていないのかもしれません。

物理的に接続されているか、いまいちどご確認ください。

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設定を確認する対処は

設定の確認

ルータの筐体にIPアドレス設定が書かれていませんでしょうか?

よくあるのが

192.168.1.1

と記載されている場合ですね。

サブネットにもよりますが、サブネットが255.255.255.0だとするとパソコンの固定IPの設定が

192.168.10.100

とか

192.168.2.100

とかになっていると接続できません。

またルータの管理画面にログイン可能でしょうか?

ログインできない場合はルータのマニュアル、説明書を開いてルータにどのようなIPアドレスが付与されているかご確認ください。

設定の意味

IPアドレスはご家庭の環境であればルータが自動的に払い出してくれるのでPC側は自動取得の設定でOKかと思います。

がどうしても固定設定にしたい場合。

最低限、以下のことを認識しておきましょう。

1.パソコンのIPアドレスとルータのIPアドレスのネットワーク、サブネットマスクが一致している必要がある。
2.パソコンからルータまでpingが通る必要がある。
3.DNSサーバの設定もきちんとする必要がある。

ネットワークの一致とは例えばルータのIPアドレスの設定が

IPアドレス 192.168.1.1
サブネット 255.255.255.0

ならば他機器とのかぶりを考えずパソコンに設定可能なIPアドレスは

192.168.1.2~192.168.1.254

までの範囲のいずれかの値になります。

またルータまでpingが通ってもDNSサーバが指定されていないとインターネットは見れません。

DNSとは名前解決システムです。

コンピュータは本来1か0の数字、2進数しか認識できませんが、それでは人間がとってもわかりずらいことになってしまいますので、インターネット上のURL(googleとかyahooとか)は1や0の組み合わせをアルファベットに変換しているのですね。

この変換機能を提供しているのがDNSサーバです。

つまりDNSサーバを指定しない場合は適切な設定、グローバルIPアドレスでブラウザを実行すればgoogleなりyahooなりのサイト閲覧は可能ですが、普通の人はそんなことはわからないのでやっぱりDNSサーバにお世話になる必要があります。

ipアドレスを変更したらインターネットに繋がらない!~まとめ~

高僧ビルとネットワーク
IPアドレスは通常変更する必要はないと思いますが、どうしても変更、設定の必要が発生した場合は本記事がご参考になれば倖いです。

インターネットに接続できなくなる原因は設定のみならず物理的なケーブルや電波、またそれこそインターネット回線の状態が悪く一時的に繋がらない場合もありますので、まずは落ち着いて状況をひとつひとつ整理しながらトラブルシューティングに取り組まれることをおすすめいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

よろしければ別記事もご参照ください。

インターネットが繋がらない不具合に関する他の記事はインターネットに繋がらない。接続できない時の原因と対処法。をご参照ください。

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