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テレワークのために、RemoteViewというソフトを使って自宅のパソコンから社内のパソコンに接続していたのですが、今日ログインできなくなっていました。どうしたらいいでしょうか？
とのことでした。
コロナの影響でテレワークが増えました。飛ぶように売れたのが、VPNソフトやリモート接続ソフト。
RemoteViewも、リモート接続ソフトの一種です。
契約すれば簡単に接続できますので、楽です。
が、稀に接続できなくなることもあります。
以下、対処録を記載いたします。
RemoteViewで自宅のPCから社内のPCにログインできない。原因と対処法。
まずはパソコンを再起動しましょう
ひとまずパソコンを再起動です。
なにかおかしな状態になっていることもまれにありますのでね。
念のためです。
遠隔地パソコンのユーザIDとパスワードを更新してみましょう
聞いたところによると、RemoteViewの管理サイトにはログインできるとのこと。
ということは、対象のPCを選んで右クリックして「ユーザIDとパスワードを変更」してみましょう。
現在のパスワードと新パスワードを要求されます。
通常のパソコンのパスワード変更と同じ感じですね。
それでパスワードを更新してみる。
するとなんということでしょう。
社内PC、遠隔地PCにログインできるようになったではありませんか！
つまり、原因は、何かの拍子に遠隔地PCにログインするときのパスワードを変えてしまったことでしょう。
ご本人でなくても、RemoteViewにログインできる誰かが変更した可能性もあります。
このへん、水掛け論ですね。ログをまじめに追いかければ犯人はわかるのかもしれませんが、今回はそこまでしませんでした。
私はSEであって、探偵ではないのでね。
windows updateの影響
今回は解決しましたが、別の可能性も検討してみましょう。
パソコンでいままでできていたことができなくなる原因の代表格が、windows updateの影響です。
ポイント
・ SMB1.0を勝手に無効にしてNASの共有フォルダにアクセスできなくなったり
・ プリンタに印刷するとブルーバックを出してくれたり
・ ファイルを勝手に消してくれたり
いろいろしてくれるwindows updateです。
システムの安定稼働のためには、windows updateは止めておきたいのですが、できないんですよね。
とくにwindows10 ver2004 からは、半期チャネルというwindows updateを延期する設定がなくなりました。
ローカルグループポリシーなどで設定すればwindows updateを延期することは可能ですが、延期するだけでまったく適用しなくなることはできないのですね。
windows updateの適用日は、全国のシステム管理者が泣いたり怒ったりする日です。
セキュリティソフトの影響
稀にセキュリティソフトの影響で、ブラウザなどの動作に不具合を及ぼす場合があります。
なので、セキュリティソフトをアンロードしてみましょう。※アンインストールではありません。
セキュリティソフトの影響であれば、アンロード＝一旦セキュリティ機能を無効化する、対応でアクセスできるようになる可能性があります。
プロキシサーバの設定
ブラウザには、プロキシサーバの設定を行うことができます。
プロキシサーバとはその名の通り代理サーバです。なんの代理かというと、インターネットにアクセスする際の代理です。
PCから一旦プロキシサーバを経てインターネット閲覧することで、セキュリティを高めたり、制御したりするのですね。
参考
参考 ラボラジアン
Windows 10 のプロキシ（サーバー）設定方法
参考
参考 ネットワークエンジニアとして
Proxy Server
でも、プロキシサーバが無い環境でプロキシ設定していると、インターネットサイトがうまく閲覧できなかったりすることがあります。
一旦プロキシ設定を無効にしてみて試してみてください。
参考
参考 RemoteView メーカサイト
遠隔地PCへの接続ができません。
RemoteViewで自宅のPCから社内のPCにログインできない。原因と対処法。～結論～
RemoteViewは便利なツールですが、時々つながらなくなることがあります。
ログインできなくなった場合は
ポイント
・PC端末のパスワードを変えてみる
・セキュリティソフトをアンロードしてみる
・プロキシ設定を無効にしてみる
などで原因の切り分け、対処をしてみてください。
ちなみに、Microsoft365の記事も書きましたのでご参考になれば幸いです。
本記事がRemoteViewでお悩みのあなたの、少しでもお役に立てたなればこれほど嬉しいことはありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。