ネットワーク

cisco社製スイッチからallied製スイッチに機器を更改する場合の仕様の違いは。微妙な差異に苦しめられた件。

アライドテレシス

先日、ciscoのcatalystをalliedのスイッチにネットワーク更改した、スーパーアイドルの管理人あそおです。

ここでのアライドは旧タイプのアライド機器ではなく(show config dynでコンフィグ確認するやつじゃない)

一見ciscoと同じようなコマンド体系、x930とかx510とか、そのあたりのアライド機器を対象にしています。

珍しい構成で、各拠点をリング構成で結んでいたのですね。

更改前のcisco機器ではルーティングプロトコルのEIGRPが動作していましたが、当然アライドさんではEIGRPはありません。

代わりにリングプロトコルのEPSRを使用しました。

上記は一例ですが、ほかにもいくつか差異がありましたのでご紹介いたしますぞ。

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cisco社製スイッチからallied製スイッチに機器を更改する場合の仕様の違いは。微妙な差異に苦しめられた件。

show vlan と show vlan all

細かい違いですが、

cisco  : show vlan
allied : show vlan all

ですね。

vlanを確認する手順書を作成する場合は要注意です。

show tech-support

ええ、アライドのスイッチでも show tech-supportのコマンドはあるんです。

あるんですが、teratermから実行してみるとわかりますが、gzファイルを作り始めるんです、アライドさん。

なんじゃこりゃ、と思っていたら

dirをコマンドでたたくと、flashにtech-supportファイルができている模様。

じゃあtftpで作業用PCに転送だ。

おもむろに作業用PCにIPを振り、LANケーブルでスイッチに接続し、スイッチと作業用PCをネットワーク接続。

作業用PCにTFTPサーバを構築し、スイッチで

copy tech-support tftp
Destination IP?: 192.168.1.101  (← 作業用PCのIP)
Filename(tech-support)?: (そのままエンター)

みたいな感じで作業用PCにtech-supportの結果を転送しました。

無事成功。

中身を回答してみたら、show runとかshow startup-configとかshow log、いろいろコマンド実行結果が入っていました。

よきかな。

ちなみに

show int status

は入っていませんでした。

残念。

vlanに適用できるフィルターはハードウェアACLのみ

ciscoでは、普通にVLANインタフェースにACLを適用することができます。

でもアライドのvlanインタフェースには、なんかそれらしきコマンドがないのです。

まさかできないのか、VLANインタフェースにフィルターかけれないクソ仕様なのか

と冷や汗をかいたところで、マニュアルをみてみると

ハードウェアACLならVLANインタフェースにフィルターかけれるぜ

とのことでした。

acccess-list hardware ****** かなんかのこまんどでACLを作ったら

VLAN MAPに適用させて

VLANMAPをVLANインタフェースに適用させるって感じ。

以下のサイトさんがわかりやすかった。

参考:matsublog
【アライドスイッチ】パケットフィルタの設定方法

ciscoとは随分違うのですね~。

時間がなかったので結構焦った。


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Qosまわりがちょっと怪しい

ciscoと同じようにQosが設定できるアライドテレシス社の x系シリーズスイッチ。

うっひょいここはそのままコマンドはいるぜ~

と思ってそのまま設定したら、なんかpingが欠けますの。

うそでしょ、と思ったのですがホントに欠けた。

しかもping疎通率20~40パーセント、なんとも気持ちの悪いロスのしかた。

現場で焦った、みんなのアイドルあそおは、すぐに調べて以下のサイトを見つけました。

参考:アライドテレシス
アライドテレシス・コアスイッチ AT-x900 シリーズで実現するQoS 帯域制限 トラフィックコントロール

DSCP値を使って設定する方法ですね。

こちらの方法ならばVoIP系のセグメントのpingは欠けなかった。

もっとも実効性がいまいちよくわからないQosですが。

show mls qos interface port1.0.13

で対象インタフェースに設定されているかは確認できますが。

通信がどうなっているかとかは真面目に環境作って疑似トラフィックをかけてパケットキャプチャしないといまいちわかりません。

スタッキング

スイッチを2台まとめて1台のようにみせる技術、スタッキング。

ciscoスイッチなら、ぶっといケーブルを2つ、クロスにしてガチャと接続すれば、ハイ終了なのですが。

alliesスイッチの場合は、SFPのケーブルで接続することに加えて、なぜかLANポートに対しても2つのポートをそれぞれ用意してクロスで接続する必要あり。

レジリエンシーリンクというらしいです。

参考:アライドテレシス
バーチャルシャーシスタック(VCS) / 導入

バーチャルスタック?

なんじゃそれ。

いろんな技術があるみたいですがイマイチわからん。

cisco社製スイッチからallied製スイッチに機器を更改する場合の仕様の違いは。微妙な差異に苦しめられた件。~まとめ~

メガネの女性

なれない機器をいじるときは苦労もします。

が、同じ環境にとどまっていては、変化に対応できない。

心にも悪いです。心がガチガチに凝り固まってしまって頑固じじい一直線です。

というわけで、みんなのアイドルあそおは常になれないことに勇気をもってチャレンジしていきます。

周りの人たちに迷惑をかけるのはほどほどにしておきたいと思います。

他にも、こんな違いみつけたよ~ってのがあったら、どしどしコメントしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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