本日のお問い合わせです。
社内にWi-Fiのアクセスポイント機器を設置し、社員にタブレット端末(SIMカード無しが14台)を配布してWi-Fi接続で運用したいと思っているのですが、繋がる端末と繋がらない端末があって困っています。繋がらないときのメッセージは、「プライベートなIPアドレスが割り当てられました。接続が制限されています。」となります。どうすればいいでしょうか。
とのことでした。
タブレット端末を利用する人は増えてきましたよね。
以下に対応録を記載いたします。
おろ?そうではなくてスマホはwi-fiに繋がるがパソコンにつながらない場合はこちらの記事をご参照ください。
Contents
windowsのタブレットがwi-fiに繋がらない。原因と対処法は。
とりあえずタブレット端末を再起動
タブレットを再起動してみましょう。うまくいけば直るかも。
無線アクセスポイントのほうを再起動
今度は無線アクセスポイントを再起動。どうでしょうか?
wi-fiに接続するための設定、SSIDとパスワードをもう一度確認してみる
接続するためのSSIDが間違えていないでしょうか。wi-fiをオンにすると複数のSSIDが認識されることが多いです。意図するSSIDに接続しようとしているか今一度ご確認くださいませ。合わせてパスワードもご確認ください。
アクセスポイントにタブレット端末を近づけてもダメですか?
アクセスポイントにタブレット端末を近づけて使用すると電波をうまくひろって解決できる可能性があります。でも今回はダメでした。
タブレットの無線LANのNICのドライバを更新してみる
とりあえず他の環境でインターネットに接続して、無線LANのドライバを更新してみてはいかがでしょうか?ん・・・最新状態で更新は必要なさそうですか・・・。
う~ん、何が原因なのだろう。
接続台数が多すぎるのか
改めて無線アクセスポイントの機種を聞いてみると「BUFFALO WAPS-APG600H」でした。
この機種ですとどうもタブレットの同時接続は10台が限界のようですね。
接続しようとしている台数は14台。どうもこのあたりに原因がありそうです。
試しに14台全てではなく6台程度にしてもらってタブレットを接続してもらうと全て接続できました!
その後、もう一台の無線アクセスポイントを用意してもらって14台をそれぞれ別の無線LANアクセスポイントに10台を超えないように接続したらすべて接続できました!
ただし何度が実施しているとうまく意図したSSIDの無線APに繋がる場合とつながらない場合があり。
どうも何度か接続していると1台のタブレットから見ると自動的に2台のアクセスポイントが見えて、うまく振り分けられなくなることがあるらしく。
これはどうしたらいいものかと思案していると、一旦タブレットのSSID,wi-fiに接続するためのプロファイルを削除して接続したら不具合は解消しました。
また、無線アクセスポイントにタブレットを接続するときに、一気に接続するのではなく1台ずつ確実に対象の無線アクセスポイントに接続していくと不具合が再発することはありませんでした。
windowsのタブレットがwi-fiに繋がらない。原因と対処法は。~まとめ~
無線アクセスポイントにwi-fiで接続する場合。実は無線ってお手軽で便利なイメージがありますが有線に比べてとってもデリケート。しかも通信帯域を大量に使用するような通信では無線だと心もとない。その場合は通信の安定性も踏まえて有線LANでの通信に軍配があがりそうです。
しかも今回のように複数台のタブレットをwi-fiで接続して使用したいような場合はさらに環境がデリケート。。無線アクセスポイント同士の電波干渉を避けるためのローミング設計、設定やタブレットの最大接続数など考慮しなければならないことが増えます。
とはいえ無線アクセスポイントを使用してのwi-fi通信が決定事項の要件であれば対応せざるを得ないのが辛いところです。
本記事が少しでもトラブル解決のお役に立てていればこれほど嬉しいことはありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よろしければ別記事もご参照ください。