本日のインターネットのご相談。
ウイルスバスターを起動したら、インターネットが繋がらなくて、ウイルスバスターを終了したらインターネットが繋がるようになります。
どうしたら良いでしょうか?
明らかにウィルス対策ソフト、ウィルスバスターが邪魔をしてインターネット通信をブロックしているのですね。ウィルスバスターを起動しない、アンインストールすればインターネットができるとのことですがコンピュータウィルスが心配ですね。ウィルスバスターをインストール、起動したままインターネットをするにはどうすればいいでしょうか。
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ウィルスバスターを起動したらインターネットが繋がらない!原因と対処は
windows firewallが影響している?
ウィンドウズファイアウォールが有効になっている場合は無効にしてみましょう。
スタートボタン→コントロールパネルを開きます。
下記のように緑色になっていた場合はウィンドウズファイアウォールが有効になっています。
無効にするには左側のメニューからwindows firewallの有効化と無効化、のボタンを選択します。
すると下記画面が開きます。
windows firewallを無効にする、を選択してOKボタンを押します。
先ほどと異なり画面の表示が赤くなっていればウィンドウズファイアウォールは無効になっています。
ウィンドウズファイアウォールを無効にしたらセキュリティが下がって危険では?
もちろんセキュリティは下がります。がセキュリティとは諸刃の剣でして。必要なことができなくなってしまう場合だってあるわけです。
例えばお家のセキュリティ。
セキュリティを気にするあまり家のドアや窓を全て開かないようにするとセキュリティ(機密性)はあがります。でも日常生活に支障をきたすことは用意に想像できます。
大切なのはセキュリティ(機密性)とできること(可用性)のバランスです。
windows firewallの設定は稀に家のドアを開かなくするような設定に自動的になってしまうことがあります。
ちなみに僕は会社のPCは可用性を優先してウィンドウズファイアウォールを無効の設定としています。
ユーザアクセスコントロールを無効にする
コントロールパネルからユーザアカウントを選択して下記のようにします。
これでUACが無効になりました。UAC=ユーザアクセスコントロールを無効にする場合もウィンドウズファイアウォールと同じくセキュリティが下がる設定ですが、通信可用性はあがります。
やっぱりウィンドウズファイアウォールを有効にしたままインターネットに繋ぎたい
ファイアーウォールのプログラムの通信許可設定要領は回線の接続形態によっても異なります。
ルータとPCのネットワークに関する接続設定によっては、LAN内の通信を許可(ブロックを解除)する必要があります。
Windows 純正のファイアーウォールではそれがデフォルトでは例外(許可)に設定されていて、ウィルスバスターのファイアーウォールの方ではそれがブロックされた状態になっているのではないかと推測されます。
もしウィルスバスターの方のファイアーウォールを有効にして運用するなら、ウィルスバスターのメイン画面からパーソナルファイアウォールを開いて、プロファイルを「家庭内ネットワーク2(LAN を使用する)」にするべきかも知れません。
その場合は、「編集」ボタンをクリック→「ネットワーク情報」タブ→「ネットワーク接続環境」の3行目にある…、
◎ ローカルネットワーク接続(LAN)を使用する (L)
というラジオボタンにチェックを入れてみて下さい。
普通はこれで DHCP 機能が無効になっているルータへのアクセスが許可されると思います。
ただし、PC側の IPアドレスが DHCP兼ルータからの自動取得になっている場合はこの設定に触れる必要はないかも知れません。
更に LAN内で通信を許可する IP アドレスの範囲を指定したいときは、
「例外ルール(プロトコル)」タブで「追加」ボタン→「タイプ (Y)」の段で「指定範囲のIPアドレス(IPv4)」を選択してアドレス範囲を指定することになるんでしょうが、さすがに通常ここまでする必要はないと思われます。
このようにウィルスバスターソフトの設定の微調整が必要です。
トレンドマイクロのサポートも合わせてご利用ください
まとめ
トレンドマイクロのウィルスバスターに限らずウィルス対策ソフトを導入するとインターネット通信やメール通信に支障をきたす場合があります。
セキュリティの設定は何をしたいかと何をどこまで守るかを見極めて適切なレベルで行いたいものですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。