インターネット

wi-fiの契約がわからない。家でネットをするためにいるものは?

光のスペクトラム

本日の通信関係のご質問です。

wi-fiって契約しないと使えないんですか?家電量販店とかアマゾンとか楽天とかで適当にwi-fiルーターを買ってきて繋げても契約がないとダメなんですか?教えてください!

とのことでした。

質問者様は頭の中がいろいろごっちゃになっているようでしたのでまずはヒアリングから始めました。

以下に対応録を記載いたします。

おろ?そうではなくて契約したぷららのwi-fiが繋がらない場合はこちらの記事をご参照ください。

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wi-fiの契約がわからない。家でネットをするためにいるものは?

悩んで髪をさわる女性

wi-fiってなんだと思いますか?

まず質問者様に逆に聞いてみました。

「wi-fiってなんだと思いますか?」

そしたら怪訝な顔をされて「え、無線でインターネットに繋げてインターネットすることでしょ・・・?」とのことでした。質問者様の「そんなことも知らんのか」という軽蔑の眼差しを受けながら僕も引き続き発言します。

「半分正解で半分不正解です」

そんなばかな、という顔をする質問者様。いやいやwi-fiとはインターネットをすることではないですよ。

ここから丁寧にご説明開始です。

調べるとwi-fiとは無線LANのことでしたよ~。では無線LANとは何でしょうか?

LANとはローカルエリアネットワークの略称です。ローカル=地方的、エリア=地域、ネットワーク=通信網です。

つまりLANとは狭いエリア、「家とかの特定の狭いエリア」でのネットワークという意味です。なので無線LANとは狭い範囲で使用できる無線通信です。

そしてwi-fiは、ほぼほぼ「無線LAN」の意味合いで使います。

つまり、wi-fiとインターネットは実はそれぞれ違う意味あいになります。

インターネットを使うには

プロバイダとの契約が必要ですね。インターネットの有線タイプのサービスであればぷららとかOCNとかそれこそ地域のケーブルテレビさんとか。インターネットの無線タイプを提供しているプロバイダはwimaxとかですね。

自宅で有線タイプでインターネットをする場合

プロバイダにインターネットを使いたい、と申し込みをすると契約行為開始です。

インターネット --- 回線終端装置 --- ルータ --- パソコン

のような構成になります。回線終端装置とルータ、時々これらは1つの機械だったりしますがプロバイダと契約するとお家にやってきます。場合によっては自宅の現地調査と回線開通工事が必要になります。もちろんパソコンは自費購入です。

自宅で無線タイプでインターネットをする場合

wimaxなどの無線タイプのインターネットを申し込むとwi-fiルータが郵送されてきます。

こんなの。。

モバイルルータwimax

このwi-fiルータのSSIDにパソコンやらスマホやらのwi-fi設定をしてパスワードを入力すればwi-fiでインターネットができます。

自分でwi-fiルーターを買ってきてインターネットをする場合

写真を撮る女性

たぶんなのですが、質問者様がやりたいことって「wi-fiでパソコンとスマホ、両方繋がるようにして自宅でインターネットしたい」なんだと思うのですね。

なぜならスマホをwi-fiに接続してインターネットすれば月の通信容量が減らないですから。

であればこういう構成になります。

インターネット --- 回線終端装置 --- ルータ --- [ここにwi-fiルータ] -- (wi-fi) -- スマホ or パソコン

つまり自宅に有線のプロバイダ契約が必要です。

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家でただでwi-fiしてネットできないの?

メガネの女性上目

公衆wi-fiと同じことをしたいんだけど

最近たまに言われるんですよね。公衆wi-fiはただでwi-fiしてインターネットできるよ~、wi-fiルータを買ってくれば家でもそういうのができるんじゃないの~って。

・・・どんだけコンビニエンスな頭になっているのでしょうか、我々現代人は。

コンビニは24時間営業が当たり前、郵便は早く確実に到着して当たり前。インターネットはできて当たり前。

ひょっとすると我々現代人は「便利」に慣れすぎたのかもしれません。

すみません。話が逸れました。

何が言いたいかというと、どんなサービスもどんなシステムも、どんな仕組みもそれを支えている人の労力がかかっているということです。

人の労力がかかっている以上、お金が発生します。働く人も生活せにゃならんので。

「でも公衆wi-fiはタダで接続できるよ?」って質問者様が言うんですよ。だから仕組みがあるんですって。

例えば市や県が提供している時間制限はありますが無料で使用できる公衆wi-fiは税金を使って構築、運営されていることでしょう。

またガストやセブンイレブンなどの商業施設では集客力アップという効果が期待できるのでお店側がタダでwi-fiを利用できるようにしているのです。

イベント会場などのwi-fiも同じことでしょう。

なのであなたの自宅にwi-fiルータだけ用意して、さあ無線でインターネット出来るぜ!とはならないわけです。

そもそもプロバイダ契約しないとインターネットができないのは、インターネットに繋がるようにプロバイダの人達が頑張ってくれているからです。

それらの頑張りを無視してちょっと数千円のwi-fiルータを購入してインターネットにさくっと繋がったら、あなたがプロバイダで働く人だったら、なんだか悲しくならないですか?

ここまで言ったら

苦悩する男性

質問者様と喧嘩になりました(爆)久々にお客様とけんかしてしまいました。すみません、ご対応ありがとうございました上司殿m(_ _)m

でもね、僕も引っ込みがつかなくなったというか久々に熱くなってしまいました。

コンビニでも運送でもインターネットでも便利なサービスはそれを頑張って支えている人達がいるんだぞ!って言わずにいられなかったんです。

ほんとに泣きそうになりながら対応することだってざらにあるんですから。うう。

でも今回の質問者様にそれを言ってもしょうがないのにね。

僕もまだまだ子供だなあと反省しました。

wi-fiの契約がわからない。家でネットをするためにいるものは?~結論~

寝る男性

結論を言えば、家にwi-fiルータを買ってきてもそれだけではインターネットにつながりません。

別途、プロバイダとのインターネット契約が必要です。なのでwi-fiルータの購入費用だけでなくプロバイダへの月額費用が発生します。

それこそ税金を潤沢に使うことができれば国がwi-fiを整備して誰でもどこでも無料でインターネットができる時代がくるのかもしれませんね。

そうなるとプロバイダの人、公務員だw

でもNTTや郵便局の民営化を考えると時代の流れにそぐわないので可能性はほぼないかもしれませんね。

本記事が少しでもあなたのお悩みの解決にお役に立てたならば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

よろしければ別記事もご参照ください。

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